2020年04月30日
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Hiroshi Mineyama 残存木の腰の曲がりを見ると以前から重力方向への移動があったようですね。
極端豪雨により滑るべくして滑った結果だと思われます。
メカニズムとしては不透水層より上部の層に溜まった地下水が降雨が止んだときに下方から抜け法面下部の重力が軽くなり摩擦力が無くなってまだ抜け切らない法上部の地下水が抵抗摩擦力以上の力となって滑ったという事になると思います。
ここでの視点は降雨時に滑ったものではなく降雨が終わって暫くしてからの滑落だという事です。
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降雨で水深が上がって浮力が生じて不透水層より上部が崩壊したものだと思っていました。降雨が終わってから滑ったものなんですか?この状況写真から判断できるのはすごいですね!
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Hiroshi Mineyama
余程長時間の降雨でない限り降雨終了直後の滑りが多いと思います。
この現場の場合は表面のごく浅い部分の滑りですから降雨後法尻付近の地下水が抜けて重力の均衡を失って滑った可能性が大きいと思います。
Hiroshi Mineyama
このグラフにある様に法面崩壊は降雨終了時に起きています。
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これからまた降雨災害の多くなる季節になります。
雨の降り方と地形今までどのような災害があったかなどについては最低限知っておく必要があるでしょう。