2020年05月04日
古い書類を整理していたら昨年行った粉体工業展のパンフレットが出て来ました。
今の仕事に関係しているのでしばらく見ていたのですが、造粒機のパンフレットも出て来ました。
もう随分昔の話になるのですが、間伐材を木粉にしてそれをペレタイザーでペレットにしてボイラーの燃料にしようという動きがありました。
問題は加工費総額と雇用、燃料貯蔵の可能性、供給の永続性などとのバランスです。
この話は立ち消えになったのですが、似た様な話があるところにありました。
間伐材の活用に補助を受けてチップボイラーを導入し、森林組合でその燃料製造用のチッパーを導入しようという話でした。
その後その話は事業化されてチップを納入することになったのですが、組合は赤字を抱えて整理の憂き目にあっているという話でした。
その後の話は聞いていないのですが、今はどのようになっているのでしょう。
国に最後まで面倒を見ろという話ではないのですが、煽て上げて乗ってきたら梯子を外すような事をしていると林業が産業として成り立たないのは当たり前の事だと思います。
今のコロナの休業補償もそうですが、国のやる事が何か今一いい加減な印象を受けるのはそういう事を見聞きしているからでしょうか。