ウィッツのつぶやき Vol.136

2019年11月10日

岩代の海は何度見ても良いですね。 万葉集に「磐代の浜松が枝を引き結び真幸くあらばまた還り見む」という飛鳥時代に18歳で散っていった有間皇子が詠んだ歌がありますが、飛鳥時代と言えば田辺市の三栖廃寺が思い出されます。 三栖廃寺の公園化事業に手を染めたこともありこの頃のことには興味がありました。 そういう目でこの周辺を見ると歴史で結ばれた広い範囲が見えてきます。 私が今進めている「海の道 歴史の道」をコンセプトにしたリゾート開発ですが、この辺りの話も大きく影響しているかも知れません。 それが偶々災害を見に行った現場で色んなものが結び付いてきたということがありました。 倉橋島からは一目三県と言われる景色が望めます。 その中には私が卒論を書いた中島もあれば、学生時代の後半を過ごした興居島もあります。 一目で全てが見渡せると思った時の衝撃は凄かったですね。 10代後半から20代初めまでの記憶が体中を駆け巡ったものです。 卒業前に行った山口の青海島も一気に記憶に蘇りました。 そして卒業後の長期間、太平洋の荒波あらう田辺に居たのです。 今大阪に居て西日本の中心を感じています。 ここに居ると古より商売の中心になって来た理由が判ります。 人が集まるところはそれなりに理由があるのです。 そしてその周辺にも人が居るのにはそこに隠れた歴史があるからです。 平家の落人伝説は紀伊山地の各地に残っています。 落ち武者狩りに見つからない平穏な地を求めて奥へ奥へと逃げざるを得なかった残党たちの思いが地域には残っているのです。 そういう思いを感じながらこの海を見るとまた違った感慨に耽ることが出来るのです。 歴史を肌で感じる事こそが本当の心の旅と言えるのではないでしょうか。 リゾートとは心の安らぎ、安らぎとは本来そう言うものであってほしいと私は思うのであります。



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