2020年05月15日
「これまで再開発が一定程度うまく行っていたのは、超高層に対して『かっこいい』という憧れや、企業ブランドにつながる価値があったから。要するにそういう需要があったからですよ。当然ですが、良いと思われなければ値段は下がる。そうすると、デベロッパーのビジネスモデルは壊れますよね。プロジェクトファンディングは複雑そうに見えますが、初期投資と利回りという単純なものですから。床貸しの値段が下がれば、簡単に崩壊するはずです。」
結局こういう事ですね。
大勢の人が高層と言うものにブランド価値を認めなくなりそっぽを向き始めると投資に見合う利回りが無くなって高層ビルの建築は止めてしまうという事です。
災害時や社会インフラへのオーバーフローが懸念され始めると、そう遠くない未来にインフラを食い潰す超過密を誘う高層建築は価値が無くなるというより毛嫌いされ始めます。
そうなると既にできてしまっている高層マンションは価値が無くなるばかりか転売しようと思っても、金を付けても持って行ってくれる人さえ無くなりかねません。
固定資産税ばかりを食うだけの無用の長物と化してしまいます
高層を捨てて逃げるなら価値がまだ認められている今のうちかも知れませんね。