ウィッツのつぶやき Vol.138

2019年11月10日

田辺に着いて一寸商業施設まで買い物にと思って出てみたのですが、電車に長い間乗っているとついつい道端のものに目が行くものです。 ススキや小さな花達が道端で揺れています。 長い間空いたまま放置されているコンクリートで囲われた土地も使われないまま野の草たちの楽園になっています。 ここは元夏には蛍の舞う田んぼだったのですが、平成元年の頃バイパスの残土を流用した埋め立て事業で宅地化されてしまいました。 土地区画整理事業と言えば格好は良いですが、簡単に言えば残土処理場になってしまったという事なのです。 道路の設計をしていると運土計画を立てなければなりません。 ブルドーザーで押して間に合わせが利かないときはダンプトラックで運土するわけですが、この距離を出来るだけ短くしないと運土単価が上がるだけでなく工期さえ伸びることがあります。 国道のような公共事業の場合は地元の事情などお構いなしですから、あの手この手で地元林業家や農家を懐柔していきます。 一概に悪いとは言えないでしょうが、日本の国がどこをとっても金太郎飴になってしまったのは実はこういう事も遠因ではないかと私は思っています。 富の再配分が出来ないままに資金の偏りが進んだのもこの頃からです。 持たざる者はどんどんと取り残されてしまい日本は最終的に勝ち組と負け組が存在するようになりました。 先進国の中では自殺率が異常に高いと言われていますが、持てざる者の失望感がそうさせるのかも知れません。 性格的に希望が持てない人って居るのですねぇ。 強くなれという訳ではありませんが、余りにもひ弱な精神力を見ていると戦後教育の劣悪さに怒りさえ沸いてきます。 これは押し付けられた教育ですから、弱い者もある意味被害者と言えなくもないのですが、家庭と職場以外で人と話が出来ないサラリーマンが多いと聞くと本当に情けなくなります。 何とか改善しないと今の日本はこのままでは壊滅してしまうかもしれません。 せめて隣人や地域の人と話ができるくらいの余裕を持っていただきたいですね。 野の草を見て自殺率の話を聞いていてふとそう思いました。




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