2020年06月20日
マンションの大規模修繕については色々議論があるところですが、居住者、特に管理費や修繕積立金に関心が深い理事会経験者と管理会社の間には抜きがたい不信感もあるようです。
管理費の内容についても法を逸脱した管理費の運用もあるようで、管理会社の慣習となっていて管理会社に改善の意思がない場合も多々あるようです。
慣習の一例としては駐車場収入が管理費に組み入れられているにもかかわらず、駐車場の修繕費は修繕積立金の中から支出されているという場合が多いようです。
これが違法行為かどうかは議論の有るところでしょうが、理事会側が変更しようとしても管理会社がそれをさせないように誘導する事例がいくつか見られたという事です。
理事会の意向を管理会社が受け入れないという奇妙なことが報告されています。
理事会経験者の多くが管理会社に対するそういう不満を持っていることが多いようです。
一般住民にしてみれば、面倒な事には関わりたくないという意識から現状を容認する傾向が強い様で、理事会経験者の不満が募っているという事を耳にしました。
都会ではマンションは当たり前の居住形態ですが、数あるマンションの管理費運営や修繕積立金の運用動向はどのようになっているのでしょうか。
かつては修繕積立金の理事長による横領事件なども複数件伝えられていました。
実際はどの様に運用されているのでしょう。
マンションを長持ちさせるためにも適正な大規模修繕は行わなければなりません。
修繕積立金や管理費はマンション延命の重要な資金になります。
適正な運用が望まれるところですね。