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ウィッツのつぶやき Vol.398

2020年01月07日

雨が降っていますが、作業は続いていますね。 そう言えば関電の高圧電線鞘管推進挿入の最初の現場もトイレを再建するのでしょうか、現場に作業員が複数来ていました。 最近の建設業は雨でもやってしまうのですね。 私が現場を担当していた頃は余程のことが無いと雨中作業はしませんでした。 一番記憶に残っているのが準用河川の改良工事の現場で、時は昭和天皇大喪の礼の直前でした。 寒い時期でしたがNTTの幹線ケーブルが通って居る所で、矢板を越えて流れが入り込んできたため道路が中央近くまで浸食されケーブルが剥き出しになり始める危険が出て来た時でした。 大喪の礼の緊急連絡サブラインが入っているという事で、何が何でも事故を起こすなという命令が出ていました。 呼び出しがあって現場に駆け付けたのですが、何をすると言っても土と水の事ですから、人間なんてどう係わっても糞の役にも立ちません。 狭い場所での浸食防止ですから下手に機械を入れることもできません。 当時は現場にコンマ3を置いていたのですが、農地を踏み 荒らしてバケツで浸食防止を試みたかと記憶しています。 早くなっている流れの中、胸まで水に浸かって細部調整を行ったのですが、一つ間違えば暗渠の中に吸い込まれる非常に危険な現場だったのです。 今なら絶対誰も実行しない様な危険な作業でしたが、無事に終了してやれやれと思ったら、上のものからは「そこまでする必要はなかった」という話でした。 「怒り」の一言でしたが、もし万が一死亡事故が発生していたらだれが責任をとる結果になったのでしょうね。 今まで似た様な死亡事故が何度も報道されるたび、この時のことを思い出したものでした。 これが昭和50年代前半、今から40年ほど前の現場の状況でした。 今も全く変わらない現場の状況があるのでしょうが、これは人の性格や現場のありようが変わらないからではないでしょうか。 幾ら法律や作業規定で縛っても、やけな上司の一言で現場は今も法律を犯してでも作業を進めなければならないのです。 情けない話ですが、人間が変わらない限り法律も作業規定も意味はないと言えるでしょう。 それはどの現場でも同じ事です。 人間の育ち方が大きく作用するという事でしょうね。 雨中作業からトンでもない話に進展しましたが、本当に書きたかったことはこういう事ではありませんでした。 一寸思い出してしまったのが横道に逸れる切っ掛けになったようです。 本当に書きたかったことはまた別の項に譲りましょうか。