ウィッツのつぶやき Vol.481

2020年01月19日

1月22日に「大阪市立大学 梅田サテライト 大講義室(101教室)」で「法面崩壊に関する一考察」と題して、講演させていただくことになっていますが、本当は法面崩壊のメカニズムを田辺の崩壊現場を例にとって進める段取りで居ました。 ところが県道通行止めの内容や回数などを田辺土木事務所に取材に行ったのですが、過去の記録が残されていないという事を知らされたのです。 設計書は10年と言う定められた保存期間があり、その間書庫で眠っているそうですが、10年を過ぎると廃棄されるそうで、場所や工事内容、被災状況などは記録に残さず工事台帳のみ残しているという事でした。 このコンピューターが発達した時代に過去の記録が残っていないと言うのはどうしても理解できませんでした。 県道にしろ河川にしろ、何時いつどれだけの雨でどこがどのような被害を受けどのような工法で復旧したくらいのことは残せそうなものです。 それを図面にプロットし番号を付けてパソコンに残しておくだけで、今後雨が降った時、降雨予測からどこがどのような被害を受ける可能性があると予測することができます。 現場から災害報告を受け職員が駆けつけるにしても、重要地点が被災する可能性があれば、職員を待機させておくことも可能となり効率的かつ的確な職員配置ができることになります。 更に降雨が進めば法面崩壊が発生する可能性も予測でき、事前に通行止めにすることも可能となります。 崩壊してから通行止めをしていたら、万が一の場合は通行車両が崩落土に巻き込まれる事故が発生しないとも限りません。 災害はできれば起きて欲しくはありませんが、起きた以上それを記録に残し未来のための糧とすることが肝要だと思われます。 自然災害も時を重ねれば子孫にとっては資源となります。 その資源を金をかけるだけかけて惜しげもなく廃棄してしまうと言うのは税金を支払っている側としてはとても許せるものではありません。 猛省を促し即刻資源として活用するよう申し入れましたが、どの様な対応になるのでしょうかねぇ。



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